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参加者座談会 ~毎年恒例の「春の遠足」に集うランナーたちの声~

adventure munakata 2025 2025.9.30

宗像の魅力を再発見!「ADVENTURE MUNAKATA」参加者座談会 ~毎年恒例の「春の遠足」に集うランナーたちの声~
今回は、このイベントに毎年参加されている女性ランナー3人組、チームLiveRunの土井良さん、横山さん、渡辺さんにお話を伺いました。彼女たちは日頃、ランニングアプリ「LiveRun」を通じて知り合い、イベント時には一緒に集まって参加されています。

左から渡辺さん・はぐれめかぶ・横山さん・土井良さん

―皆さん、「ADVENTURE MUNAKATA」には今回で4回目のご参加とのことですが、まず参加のきっかけから教えていただけますか

土井良さん: 私が福岡のローカルネットニュースでイベント記事を見つけたのがきっかけです。最初は「みんなで行ったら楽しそうだな」と思って、仲間を誘いました。実は私、マラソン大会のように走り続けるのは苦手で、このイベントのようにクエストやノルマを達成しながら休み休み進める形式が自分に合っていると感じたんです。

横山さん: 私はポスターを見て「すごく出たいな」と思っていたところに、土井良さんにお誘いいただいて参加しました。そのポスターは道の駅で見かけましたね。

渡辺さん: 私も土井良さんと横山さんに誘われて、一緒に参加することになりました。

―「ADVENTURE MUNAKATA」は、普通のマラソン大会とは違い、RPGゲームをイメージしたミッションやクエスト、海岸清掃といった社会貢献の要素も含まれていますよね。この企画内容について、率直な感想をお聞かせください。

土井良さん: もう、一言でいえばゲーム感覚で楽しいですね!正直、地域貢献をしているという意識はあまりないんですが(笑)。でもやっぱり、みんなで一緒に走るのがいいんです。個人で走るマラソン大会にもたまに出ますが、それよりも仲間とワイワイ喋りながら、楽しみながら走れるのが魅力だと感じています。

横山さん: 私は毎年「春の遠足」みたいで、本当に楽しみにしているんです。もう私の年中行事ですね。春になると「ああ、もうすぐADVENTURE の時期だね」という感じで。自然がすごく綺麗ですし、海辺を走れるのも大好きなんです。ゴミ拾いもすごく好きで。途中で馬を見たり、菜の花畑を通ったりするのも景色が変わって楽しいですよ。景色が本当に好きなので、何回見ても飽きないんです。

―「春の遠足」という言葉、すごく素敵ですね!

横山さん: そうなんです。もう「飽きた」とか「また行ったの?」というより、「春の遠足に行こう!」という感覚なんです。マラソン大会のように「落選」がないので、申し込めば必ず参加できるのも安心で、毎年のルーティンに組み込んでいます。

渡辺さん: 宗像って、山、海、神社と観光資源が本当に豊富ですよね。このイベントでは、宗像大社や織幡神社など、色々な場所を一度に楽しめるのが魅力です。それと、一緒に参加している二人がすごくフレンドリーなので、地域の方との交流も楽しいんです。お店の人やワカメを干している地元の人、バスを待っている間に色々教えてくれるおばあちゃんとか。他のロゲイニングイベントでは、人との接点が全くないことも多いですが、このイベントは交流が豊富なのがすごく嬉しいですね。あと、コース中に現れる「メカブの妖精」みたいなユニークな仕掛けを見つけるのも面白いです。

―多くのスポットがある中で、特に思い出に残っている場所はありますか?

渡辺さん: やっぱり織幡神社から見える沖ノ島の景色は最高ですね。

横山さん: そうそう!あの沖ノ島が見える山の上の方に行くのが、毎年のルーティンなんです。地元の人もほとんど知らないような、灯台みたいな場所もあって、いつもそこで写真も撮りますよ。

土井良さん: 私もやっぱり海沿いの景色が一番好きです。松林の中を走る海岸線は本当に気持ちいいですね。

―宗像の地元グルメも魅力の一つですが、特に印象に残っているものはありますか?

横山さん: もう、明神丸水産さんのブリカツバーガーは外せません!毎年、イベントのためにわざわざお店を開けてくださるんですが、もうそれが参加する理由の一つになっています。

渡辺さん: そうなんです!あそこのおばちゃんも「年に1回しか開けないのよ」って言われて、「このイベントのためにお店を開けている」と。もうここしかありませんよね(笑)。

土井良さん: 私たちは、まず明神丸水産さんに寄ってブリカツバーガーを頼んで、その間に織幡神社に行って戻ってきて、できたてのバーガーを食べるという作戦です!

横山さん: あと、活魚センターのコロッケも美味しかったですね。去年はそこで購入した干物商品をスタート地点まで運んでくれるサービスがあって、すごく助かりました。

土井良さん: 去年、ゴール後に提供された地元の美味しい魚を使った魚の煮付けも、すごく美味しかったです。毎年何が出るのかも楽しみの一つです。

―大会運営には、地元の高校生をはじめとする多くのボランティアの方々が関わっています。彼らとの関わりで何か思い出に残ることはありますか?

土井良さん: みんなすごく親切ですよね。本当にありがたいなと思います。神社や海岸のビーチクリーンな場所で待っててくれて。

横山さん: 彼らからすごく地元愛が伝わってきますよね。普通のマラソン大会だと、感謝を伝える機会や時間がなかなかないんですけど、こういったゆっくりしたイベントだと「ありがとうね」と直接伝えられるから、すごくいい機会だと思います。

―最後に、来年の2026年大会(※インタビューは2026年大会前に実施)への意気込みや期待をお願いします。3月8日に開催予定です。

土井良さん: いつも練習不足で、二人についていくのが死にそうになるので(笑)、もうちょっと走り込んで、もっと楽しくいけるように頑張ります!

横山さん: 宗像大社にもっとビッグポイントを置いてもらえれば、今回は宗像大社まで行けるかなと期待しています(笑)!

渡辺さん: 参加できるかまだわかりませんが、もし出るとしたら、今までとはまた違った宗像の発見ができるといいなと思います!

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今回は貴重なお話をありがとうございました。皆さんのご意見を参考に、さらに楽しめる大会にしていきたいと思います。来年の大会も楽しみにしていてください!